Teaching Tourism – Walking Conference(TeToWaCo)は、観光と教育の独自の統合を提供する、没入型かつ実践的な取り組みであり、研究者、実務者、そして学習者に向けて企画されています。
この会議は、北海道大学が主催する国際・国内向けの「Teaching Tourism」夏季講座の拡張プログラムとして提供されており、その受講者が参加枠の割り当てにおいて優先されます。ただし、定員に達するまでは、講座を受講していない方にも開放されています。
本会議の中心テーマは「観光教育におけるマルチリテラシー」。観光を「科目」として、また「実践」として、どのように関わるかを再構築することを目指しました。参加者は、単に発表するのではなく、従来の会議空間から一歩外に出て、「歩く」という環境の中で交流するよう招かれました。
この革新的な形式により、ハイキング中に深い対話が生まれ、参加者はリアルタイムかつリアルな空間の中で、自身の理解に向き合い、問い直すことができました。ハイキングの経験は、誰もが「学び手」であり「教え手」でもあるという空間を創出し、発表者と聴衆という従来の境界線を取り払い、協働的な学びの場を育みました。
このような空間は、高等教育では稀であり、しばしば専門家と学習者を分断する硬直的な構造が存在します。しかし協働的な学習では、参加者が積極的に関与し、有意義に貢献し、多様な視点を尊重することが奨励されます。
価値観に根ざした視点から見ると、このアプローチは、謙虚さ、共感、そして共有された責任感を育むものであり、社会的責任を持つ観光の教育者・研究者にとって不可欠な資質です。これらの価値観を受け入れることは、よりつながりのある学術コミュニティの構築と、世界に対する影響を意識する学生や研究者の育成につながります。

マルチモーダル性とマルチリテラシーを重視した本会議では、アブストラクトの提出形式も柔軟です。
会議で扱う主なテーマ:
